バター藻

概要

 遺伝子操作により作り出された植物性プランクトンで、圧搾することでバターに似た食味の食用油脂を得られます。
 元々は石油精製微生物を目指して開発されていたのですが、需給バランスの変動により食用油脂の方が利益が得られる見込みとなったため、方針転換した経緯があります。

 作物としてはポンプにより配管で輸送できるメリットがあり、地表の偽装農場で培養した後に地下のジオフロントに速やかに回収できる為、南アメリカ共和国による監視を逃れて比較的低リスクで太陽光を利用できるのがセールスポイントとなります。